天使は創造的

  天使は自分たちの「創造力」を発揮して、話を面白くするのが好きらしい。「こうしてこうしてこうせよ」というふうに手順をあまり具体的に示すと、つまらなくなってしまうのか、あまり聞いてくれない。かといってあまりに漠然としていても手のつけようがないみたいだ。ほしいものはできるだけ具体的に、たとえば理想の恋人ならその外見や性格や趣味嗜好まで指定しても悪くない。ただその恋人をあなたにもたらす方法についてはおまかせだ。どんな工夫をしてくれるか? わくわくしながら待っているといい。驚くような不思議な偶然は天使の仕掛けである可能性が大だ。正統的なアプローチよりも、「ひょんなことから」望みの状態への道が開けたりする。

 そうやって天使にお願いしたら、細かいことは気にしないでゆったり構えていよう。自分がこざかしく企画したものは失敗するかもしれない。そんなとき、天使が味方してくれなかったのか、とがっかりしたくなるが、これこそ天使の好きないたずらだ。天使はちゃんと、その一見の「失敗」という「豊かな土壌」に苦笑いしながら種を蒔いてくれる。 その種からはすぐに芽が出てくる。そう思ってよくよく見てみると見つかるけれど、嘆いてばかりでよく見ないでいると、気がつかずに踏みつぶしてしまうかもしれない。自分の思うようにいかなかったときこそ、天使が現れていると信じて、注意深くせよ!

 でも、何かをする、ということは、自分が欲しがっているものを天使にはっきりと知らせるために必要な行動かもしれない。だからもちろん、できることはしたらいいのだ。ただし無理をしてはだめ!壁にぶち当たったら、さっさと立ち止まろう。「果報は寝て待て」を決め込んでもいい。けれど、切り株にうさぎがぶつかったらパッ!と目覚めて、すばやく行動に移せるようにしておくのは必要かな。