英語のヒミツ                          by Leila

海外経験も度胸もない”平均的日本人”が英語をしゃべれるようになるために

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1 前書き
2 まずは「発音」が大基本!!
3 なぜ聞き取れないか
4 とりあえず母音は気にしなくていい
5 子音その1 {th]
6 子音その2 [r]と[l]
7 子音その3 [t]と[d]
8 子音その4 [v][f][b[[p]
9 子音その5 [s][sh]
10 モチベーションを維持するために
11 達成感を得るコツ
12 音読の効用
13 英語の俳句の話
14 子音同士がくっついた発音(1) T+R
15 子音同士がくっついた発音(2) その他+R
16 子音同士がくっついた発音(3) +L
17 ストレスの話
18 音の長短(リズム)が最重要!!
19 具体的なリズムのコツ
20 単語同士がくっつくとき
 
 
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→文法篇へGO!
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◆リズムを軽視するから英会話が学びきれない

というわけで、英会話学習に一番大事なのはリズムであり、そのリズムの土台になるのは個々の発音、そして次は単語ごとのストレスの位置である。そしてそれが今度は、文全体のリズムにつながっていく。

さて、一昔前の(いや、私が中高生だったころだから三昔ぐらい前ですな(^_^;))英語教育において、音声を軽視していたのは今から考えれば呆れるほどである。やっと、一部にヒアリングのテスト(と当時は言っていたが、ヒアリングテストは「聴覚検査」であり、正しくはリスニング・コンプリヘンジョンテスト。そこからして間違っているところがいやはやなんとも)が導入され初めたぐらいで、先生はしきりに「NHKの基礎英語を聞け」とは言っていたものの、それ以外はほとんどネイティブ(なみ)の発音に接する環境がない。 オマケに教える先生たちはさらに一昔ないし二昔以上前の英語教育を受けてきた人々で、英語は分かっても英会話はできない人がほとんどだった。

そういう先生たちが、教室で、生徒に教科書を読み上げさせる。あるいは、自分がまず読んで、生徒に繰り返させる。 しかし、リズムということを意識していた先生はいなかったのではないだろうか。個々の単語の発音については、あるいは正しくやろうと心がけていた人もいたのかもしれないが、そこすら怪しい先生も多かった。生徒の発音も、あきらかに違っていれば直しただろうが、母音が混じるような発音をしていてもいちいち直さなかった(というか先生自身が母音入りまくりだったかもしれない)。 個々の発音がまあまあマトモだったとしても、そして単語ごとのストレスの位置も(それはテストに出るから)ある程度意識していたとしても、文章全体のリズムは破壊的だった。

まずもって、単語をいちいち、1語ずつはっきり区切って読むということが問題なのだが、それが問題だと思っていた先生はたぶんほとんどいなかった。 まあ、大学で論文を読んだり書いたりするための基礎ということが目的で、英会話なんてものはそもそも想定されてなかったようだから仕方ないが(それに今のように簡単に音声教材を使えるわけではなかったし)、壮大なる時間の無駄だったようにすら思えてしまう。たとえ大学で論文を読み書きするためであっても、音声的基礎がマトモにできていればはるかに理解が速く進むはずだったのに。

しかし昨今は、おそらくは学校での英語教育も格段に環境が改善されているのだろうと思うし(とはいえやっぱり教えている先生は一〜三昔前の教育を受けているところに一抹の不安が)、そうでなくてもテレビや映画、音楽でナチュラルな英語に接する機会は飛躍的に増えたことだろう。CDなどの音声教材も今や、ないほうがおかしいくらいになっている。英会話の参考書類には必ずCDが付属しているしね(だからこの連載?にもそのうちつけようかしらん……)。これから英会話を学ぼうという人にとってはすんばらしい環境になっているのだ。活用しない手はない。 注目するポイントを意識するかしないかだけで、同じ音声教材を聞くのでも、効果がまったく違ってくると思う。しつこいようだが、注目ポイントはひたすら「リズム」である。日本語とは違う、ということをまず肝に銘じ、スィングのリズムを捉えるように意識して聞き、真似る(その土台として、子音の後に母音がいつも入るわけではないということも意識する!)。 速く言う必要は別にない。聞いて真似して繰り返すとき、口が回らなければ全体をゆっくりにして構わないのである。だが、リズムを崩してはいけない。たどたどしく1語1語思い出して言う、のではゼンゼンだめ。切り離してもいいところと、いけないところというのもある(後でもう少し具体的に述べる)。どんなにゆっくり言っても、1語1語が独立して発音されるのは極めて不自然なのだ。ゆっくりであっても、くっついてしまうところはくっついてしまう。これについての具体的なことは次回に述べよう。